「高齢者入居促進サービス」のカオスマップを公開しました。

住宅難民問題
2023/12/29
文:藤掛千絵

この度、事故物件化防止サービス「ひとり暮らし安心プラス」は、高齢者の賃貸入居を円滑にすることを目的に開発された商品・サービスのカオスマップを作成・公開いたしました。

【カオスマップ作成の目的・用途】

昨今、単身高齢者が賃貸住宅を借りようとする際に家主から入居を断られるケースが散見されております。

孤独死による建物の棄損、それに伴う事故物件化、万一の時の賃貸借契約、残置物(遺品)の取り扱いなどの障壁に家主様が単身高齢者の入居を躊躇してしまうからです。

これらの課題を解決すべく、近年、高齢者向けの賃貸住宅情報の提供や家主向け保険商品の充実、テクノロジーを利用した利用した見守りサービス等、多種多様な商品・サービスが次々に誕生しました。

しかし、いざ単身高齢者に対する施策を検討しようと思っても、日々増えていく情報を前に、家主様、不動産業者様が混乱してしまうケースも少なくないようです。

それぞれのご事情や目的にあった「最適な商品・サービスを選ぶためのガイド」として、本カオスマップをご活用いただければ幸いです。

【カオスマップ 各カテゴリについて】

・物件探し…単身高齢者向けの物件を紹介をする、高齢者向けの自立型賃貸住宅を展開する等のサービスです。

・見守り…アプリや電話、ホームセキュリティ、配食等を使用し、見守りを行うサービスです。

・死後事務委任…高齢単身の入居者が居室内で亡くなった際、賃貸借契約の解除などを行うサービスです。

・孤独死保険…残事物の片付けや家賃の補償を行う保険サービスです。

・特殊清掃・残事物処理…居室内の清掃や遺品整理を主に行うサービスです。

※本カオスマップは弊社独自の調査に基づいて作成しています。サービスの網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。また、複数カテゴリーにまたがるサービスを提供している場合には、紙面の都合上、主要サービスに限定して記載している場合がありますのでご了承ください。
※商標およびロゴマークに関する権利は、個々の権利の所有者に帰属します。
※掲載に問題がある場合は下記までご連絡ください。
連絡先:anshinplus@thehouse.co.jp

藤掛千絵