備えは出来ていますか？

2024年の警察庁統計によると、自宅で亡くなった人は76,020人。
そのうち65歳以上は約58,044人（全体の76％）でした。
さらに21,856人は「死後8日以上」経ってから発見されています。
年齢が上がるほど件数は増加し、85歳以上が14,658人、75～79歳が12,567人、70～74歳が11,600人。
高齢化が進む中で、こうした数字は「特別なケース」ではなく「日常的に起こり得ること」を示しています。
孤独死の問題は一部の社会的弱者だけに起きるのではなく、賃貸住宅を経営するオーナーなら誰もが直面する可能性があるリスクです。
そのため、単なる「知識」ではなく「仕組みとしての備え」が必要になってきています。

オーナー様であれば、孤独死のリスク自体は十分ご存じだと思います。
ただし、現場で実際に起きるのは「わかってはいたけれど、数日間気づけなかった」というケースです。
例えば、
• ポストに郵便物が溜まっている
• ゴミ出しが数日続いていない
• 夜になっても電気が点きっぱなし
こうしたサインに気づくことはできますが、毎日入居者を監視し続けることは現実的ではありません。
日常の気づきだけでは限界がある。
だからこそ、入居者の生活リズムに溶け込み「異変があればすぐに知らせてくれる」仕組みを導入することが大切です。
孤独死の発見が遅れれば、事故物件化による資産価値の低下や長期空室など、オーナー様にとっても大きな損失につながります。

見守りサービスの種類比較

現在、賃貸住宅向けに提供されている見守りサービスには、さまざまな方式があります。
• 電球や家電を利用するタイプ
　電源のオンオフを検知。日常生活の細かい動きまで記録されるため、人によっては「常に見張られている感覚」を持つこともある。
• 電力メーターを利用するタイプ
　使用量の変化をもとに異常を検知。機器の設置は不要だが、生活パターンが詳細に把握されるためプライバシーに不安を覚える人もいる。
• カメラやセンサーを利用するタイプ
　精度は高いが「監視」要素が強く、入居者に心理的な負担を与えやすい。特に高齢者にとっては抵抗感が大きいケースが多い。
• 電話やSMSを利用するタイプ
　入居者が能動的に応答する仕組みで、プライバシーへの不安が少ない。
これらのサービスは一長一短がありますが、多くは「入居者に異常が起きたときに助ける」ことに重きを置いています。
一方で、オーナー視点で重要なのは「事故物件化を防ぐこと」。
発生後の対応ではなく、発生しても直ぐに気づく仕組みを持つことが、賃貸経営において極めて重要です。

大家さんのための見守りサービスの特徴

私どもが提供する「大家さん安心コール」は、入居者の携帯・スマホを利用してSMSによる安否確認を行います。
入居者が自ら応答する仕組みなので、日常生活を覗かれることがなく、“見張られている感”がありません。
さらに、次のようなメリットがあります。
1. 工事不要で導入可能
　初期費用ゼロ・1名あたり月額495円（税込）で利用可能（10名以上から導入可）
2. 緊急時のみ、指定の連絡先に連絡
　日常の報告はなく、何かあった時にのみ対応
3. 極限までそぎ落としたシンプルなサービス
　まだまだ元気な高齢入居者にとっても心理的な負担が少なく、軽い気持ちで続けられる

事故物件化を防ぐという視点
一般的な見守りサービスは「人命救助」や「入居者の安全」を重視しています。
もちろんそれも大切ですが、オーナーにとっては孤独死によって物件が事故物件化するリスクも深刻な問題です。
ひとたび孤独死が発生し、発見が遅れれば…
• 特殊清掃や原状回復に数十万円単位の費用がかかる
• 長期空室や告知義務、口コミによる資産価値の低下
「大家さん安心コール」は、この点においてもオーナー視点に立ったサービス設計がなされています。

自主管理オーナーに必要な“次の一手”に
見守りは「義務」ではなく、資産を守るリスク管理であり、同時に高齢入居者への思いやりでもあります。
孤独死を恐れるあまり、高齢者の入居を拒むオーナー様もまだまだ多くいらっしゃいますが、不安感や忌避感が和らげば、高齢者の賃貸入居促進にもつながっていきます。
ぜひ“次の一手”として「大家さん安心コール」をご検討ください。

■「大家さん安心コール」のご案内はこちら
https://ooyacall.jp/

株式会社ザ・ハウスが提供する 「大家さん安心コール」は、賃貸の事故物件化を防ぐことに特化したサービスです。見守り配信による安否確認で、事故物件化を防ぎ、単身高齢者にもお部屋を貸しやすくします。

初期費用や機材設置は一切不要。携帯もしくはスマートフォンのSMSとインターネット接続のみを利用する、シンプルなサービスです。

見守りサービスだけでは不安な方には、万が一の際の「死後事務代行サービス」もついた「ひとり暮らし安心プラス」をお勧めいたします。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
■「ひとり暮らし安心プラス」のご案内はこちら
https://anshinplus.me/service.html